「化学工学」は応用化学と機械工学の境界領域の学問として体系づけられてまいりました。現在では、近年の社会的要請に応え、かつ従来の分野も包含しつつ、環境問題解決のために環境化学工学、バイオテクノロジーに対処する生物化学工学、新素材開発を担う材料化学工学、更には安全でしかも省資源、省エネルギー型の各産業の根幹を支える技術の確立を目指し、資源化学工学が生まれております。以上のように、「化学工学」は種々の工業技術を支える総合工学として益々発展しております。
財団法人化学工学会は、このような「化学工学」に関する工業技術発展のため、現在全国で約1万名の会員を擁し、各地区で支部を持ちそれぞれ活発に活動しております。東北地区でも関東支部の下で東北地区化学工学懇話会がその活動を担ってまいりました。しかし、いっそう強力な活動を目指し、当懇話会は、化学工学東北連合会を経て化学工学会東北支部へと言わば衣替えをしております。また、本支部の運営を強力に推進するためには、東北各地区におけるより強力な活動が必要であるとされ、支部下部組織として地区化学工学懇話会の発足が期待されております。
以上のような事情から、山形地区においても、この度「山形化学工学懇話会」を新たに発足させ、これまで以上に地域活動を促進し、山形地区の化学工学技術の高度化・融合化を図って参りたいと存じます。以上のような事情から、山形地区においても、この度「山形化学工学懇話会」を新たに発足させ、これまで以上に地域活動を促進し、山形地区の化学工学技術の高度化・融合化を図って参りたいと存じます。
平成9年5月30日見学会・講演会 | 意見交換会費 | |
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主催・共催団体 | 無料 | 6,000円 |
非会員 | 1,000円 | 6,000円 |
学生 | 無料 | 6,000円 |
会長 | 木俣 光正(山形大学) |
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副会長 | 野々村美宗(山形大学) |
監事 | 門叶 秀樹(山形大学) 前田 功(クアーズテック) |
幹事 | 加藤 睦人(山形県工業技術センター) 小寺 喬之(鶴岡高専) 小竹 直哉(山形大学) 吉田 一也(山形大学) |